2012-01-01から1年間の記事一覧
映画「ホビットのぼうけん」がつくられたようです。「ホビットのぼうけん」は指輪物語のはじまる前の話で指輪をさがす冒険です。是非まず本でよんでください。画像のイメージは、映画の作り手のものです。本を読んでまずは自身のホビットのイメージをたっぷ…
子どもの本や 11月のお便り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 二・三歳からたっぷり絵本を楽しんで来た子どもたちが、そろそろお話しの本に手を伸ばす時期に親しみやすい本があると良いのにとおもっていたところぴったりの楽しい本の…
木々もうつくしく色づきはじめていますね。我が家(阿佐ヶ谷)でも、この季節になるとたわわに実ったみかんが美味しそうなだいだい色になります。すっぱいおいしいみかんです。 本が読みたいとおもっていたところに、よいが本が届きました。読みだしたら楽し…
「たくさんのおつきさま」徳間書店 秋の夜空を照らす月の風情と美しさはまた格別ですね。大人の私たちは、あの遠い空に浮かぶ月がいくら美しいとおもっていても手にはいるはずはないからあきらめていますが、「たくさんのおつきさま」は月を欲しがったお姫様…
児童館の小さな方の集まりから声をかけていただき月数回、絵本を読んでいます。2歳児のかわいいお友だちがたくさんできました。ニ才半くらいになるとちょうど本格的にお話しを楽しむようになるので、どんな本をたのしんでくれるのかこちらも興味しんしんです…
「こわいお話しが読みたい!!」と小学2年生と4歳の姉妹MちゃんとAちゃんが、隣の町からきてくれました。お母様も本がお好きでよくご存知のようでした。 「そうねぇ・・。」絵本の棚から、「ゆうれいフィリピンのおはなし」(岩波書店)と手渡しました。…
夏休みになると感想文用にと本を捜しにいらっしゃる親子ずれも少なくありません。感想文の宿題は厄介ですよね。出来ることならこの機会に本の楽しみに出会っていただければと一緒に本を捜します。Rくんは近くの小学校の一年生です。毎月本を定期的に選んでい…
「エーミルはいたずらっ子」 リンドグレーン作 岩波少年文庫 エーミルはかわいいけれどやんちゃな男の子。スープ鉢に頭を突っ込んで抜けなくなったり、妹のイーダを旗のかわりに柱に宙ぶらりんにしたり、穏やかでのんきな村でとんでもないことを次々とおこし…
「たんじょうびのおくりもの」 ムナーリ作 フレーベル 世界的に有名なデザイナー、ムナーリの絵本。 息子への誕生日祝いを抱え家路を急ぐマルコ。あと10キ ロのところでトラックが故障、トラックから車をとり出し、車からオートバイ。オートバイから自転車へ…
しずくのぼうけん「福音館」 おひさまが輝く青い空をバックに緑の草原で赤い花を手に、にっこりほほえんでいるまっ白なしずくの絵の表紙、その明るくて楽しそうなしずくのようすが、いかにもたのしげでひきつけられるのでしょうか。店に入ってすぐにこの本を…
「雨・あめ」スピア作 評論社 雨の日、レンコートに長靴かさをさして外に飛び出した子どもたちが描かれています。字のない絵本なのですが、雨の中で感じたことがあるたのしい気持ちを想いだします。水たまりにはいり、流れる水のをみて…。雨に光るクモの巣、…
日本昔話百選ー三省堂のなかから「なら梨とり」という話を読みました。「病気のおっかあの為に三人の兄弟が順々に奥山にうまいなら梨を取りに行くという話」です。 子どもたちは昔話がすきです。昔話の何が子どもたちを惹きつけるのでしょう。主人公は休まず…
昨日、とても特別な存在である作家、「モーリス・センダック」が亡くなりました。 子どもの本やお便り・・・・・・・・・・(YT) モーリス・センダックの数々の作品のなかで一番知られているのは「かんじゅうたちのいるところ」でしょうか。その他にも「ま…
雨があがりました。風がみどりに香るころになると思い浮かぶのがアリソン・アトリーの「チムラビットのぼうけん」です。子どもたちがたくさん絵本を読んでいよいよ「物語」をいう頃にお勧めしています。自分で本を読むようになったころに丁度良いかとおもい…
「子どもの本やのお便り」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・より バーニンガムのちいさなえほん 〈冨山房)小さな子どもの手に丁度よい15×15㎝くらいのちいさな絵本のシリーズ「ゆき」「もうふ」「がっこう」「いぬ」「とだな」「ともだち」「…
空が明るく晴れ渡り、盛りを少し過ぎた桜に新しい葉がでてきています。その柔らかい緑色と空のあおいろのコントラストはまさに絶妙です。そして風に吹かれ桜の花がいっきにちるときの美しさと言ったらありません。なにがあっても季節の美しさひたることにな…
「くんちゃんのはじめてのがっこう」ペンギン社 卒業、卒園の季節になりましたね。この季節になると良く読むのかドロシー・マリノの「くんちゃんのはじめてのがっこう」です。くんちゃんが学校に入った日のお話しです。だれでもいだく一年生になるわくわくと…
震災から一年ですね。負けない東北の方々を誇りに思う気持ち、そして頼もしい若者や子どもたちを見るにつけうれしいきもちがあふれますが、一方もどかしい気持ちをもてあまし、また私的には津波でなくなった友の若い日の輝いた笑顔が思い出したりしてまたこ…
「かしこいビル」を初めて手にした時、お話しの温かさと絵の美しさにうれしくなったことを記憶しています。メリーは、おばさんのところにお泊りにいくことになりまた。ふえやブラシはわすれずトランクにつめるのですが一番大切な「かしこいビル」をいれわす…
今度一年生になるKちゃんはめがねが似合う愛らしいお嬢さんです。小さい頃から絵本を何冊も何冊もよんでいるような方でした。月一回のお送りのコースに申し込んでおいでですが、お近くなので毎月とりにいらっしゃいます。今春から小学校なので、来月は「エル…
子どもの本やお便りより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「雪やこんこん ポコポン あられやこんこん ポコポン つめたいこの足 ポコポン ゆきのふりつもる ポコポン だれがしろ ポコポン」 おなじみのクマのプー…
今日は、とても寒くって雨もふっていましたのに小さなお客さんが見えました。初めていらしたTくんはもうすぐ二歳です。おかあさまも本が好きのようで、ちいさなTくんもすぐに「ゆきのひのうさこちゃん」を手にとりました。そして「よむぅ」と。おかあさまが…
子どもの本やのお便りより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 冬の青空 なんとなく手をあげた。 ゆびさきの 空の青さ。 「アルス児童文学児童自由詩集より」 「うさこちゃんのたんじょうび」福音館 ブルーナ作 石井…
今年最初にポーランド系ユダヤ人アイザック・B・シンガーの作品をご紹介します。シンガーは、祖国ポーランドのワルシャワのこと、そこで暮らしていた人々のこと.もうこの世にいないけれどシンガーの心に生き続けている人々、その人たちの知恵、奇妙な考え方…