子どもの本や 阿佐ヶ谷日記  2

東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-47-7 03-3314-3455「子どもの本や」では、子どもが心から楽しめる選り抜きの本ばかりを揃えています。

夏休みにおすすめ Ⅱ

「エーミルはいたずらっ子」 リンドグレーン作 岩波少年文庫
 
エーミルはかわいいけれどやんちゃな男の子。スープ鉢に頭を突っ込んで抜けなくなったり、妹のイーダを旗のかわりに柱に宙ぶらりんにしたり、穏やかでのんきな村でとんでもないことを次々とおこします。



「テディ・ロビンソンのたんじょう日」  ジョーンGロビンソン作 岩波書店 

テディ・ロビンゾンはデボラという女の子のくまのぬいぐるみです。うぬぼれやで愉快な歌をつくるのが得意。はじめての誕生会に大はしゃぎ、そしてお人形のシャクリ―ヌのことをすきになってしまうのです・・
これまで邦訳されていなかったテデイ・ロビンソンのお話が新たに出版されました。




「みにくいガチョウの子」
ディック・キング・スミス 岩波書店       

農場の少年ジャックは、ふとしたことからとても大きくてかたい卵を家に持ち帰ります。農場のガチョウの夫婦に温められた卵からはなんとダチョウが生まれます。ダチョウのオリバーは、ぐんぐんと大きくなり・・。少年ジャックとオリバーの絆のおはなしです。

                      

「ウサギどんキツネどん」       J・Cハリス作 岩波少年文庫 

アメリカ南部の民話をリーマス爺やが語ります。知恵の働くウサギとずるいキツネのお話集。ウサギどんはとてもかしこくいつもウサギどんをまえようとしているキツネどんをやりこめます。まぬけなキツネどんを時々応援したくなる痛快なお話です。                           


「鉄道きょうだい」ネズビット作 教文館 

ある日、ロンドンをでて田舎暮らしをはじめることになった3人が、見知らぬ土地ではじめて馴染みになったのは、9時15分ロンドン行きの蒸気機関車「緑の竜(グリーン・ドラゴン)」です。鉄道をめぐって、子ども達には思いもかけない出会いが待ち受けています。最後には、行方のわからなくなっていた父親の事を知ることに・・心温まる結末です。



「けものたちのないしょ話」
  君島久子再話 岩波少年文庫 

中国大陸の広大な土地とそこに生きる様々な民族が古くから語り伝えてきた民話集。日本の民話と良く似たたの。全くことなる展開のもの。「今夜妖怪がくる」(トゥー族)「ネズミ美人」(カザ族)題名を見ただけでおもしろそうなもの、全話で27編。


ラーマーヤナ」エリザベス・シーガー 
 子ども文庫の会
2500年の昔から伝わるインドの大抒情詩が子どもにも読みやすくとてもおもしろい物語になっています。悪魔の王にさらわれた美しい妻シーダを取り戻す旅に出たラーマ王子の純愛と苦悩、ヒーロー ハヌターンの大活躍などスケールの大きい豊リに満ちた物語です。)


「王への手紙」トンケ・ドラフト 岩波少年文庫
騎士になるための修行の最後の夜、少年ティウリは思nいがけない事件にまきこまれます。誰が味方か?−危険と隣り合わせのハラハラドキドキの冒険の旅が始まります。いろいろな人々との出会いを経てティウリは真の騎士として成長していきます。










/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////