けしつぶクッキー マージエリー・クラーク 作
アンドルーシク、エルミンカそしてカチューシカおばさんの素朴であたたかいユーモアいっぱいのお話が８つ。日々の小さな出来事は、子ども達にとってはわくわくするような大事件に。明るく鮮やで美しいさし絵が魅力！
メルヘンビルダーフィッシャーが描いグリムの昔話 ハンス・フィッシャー絵 こぐま社
グリムの「ヘンデルとグレーテル」「あかずきん」他昔話九編に、フィッシャーが絵をつけた大型絵本。一枚絵（ 一つの話が、一枚の大きな絵で表現されたもの ）ページいっぱにところせましと描かれたフィッシャーの絵は躍動感に満ち、何とも魅力的です。
空とぶ船と世界一のばか ロシアのむかしばなし アーサー・ランサム文 岩波書店
三人兄弟の末息子は、二人の兄とは違って世界一のばか。`空とぶ船‘をもってきたら王女と結婚させるという王さまのおふれを聞き三人は旅にでかけます・・・。 広大なロシアの天地を、主人公と不思議な力を持つ仲間たちがかけめぐるスケールの大きなお話です。
≪読み物≫
みどりの小鳥イタロ・カルヴィーノ作
イタリアらしく、スカッと明るくそれでいて濃厚な味わいの昔話が34編入っています。
スクーターでジャンプ ベラ・ウィリアムズ作絵 あかね書房
スクーターが大好きな女の子イレーナ。引っ越してきたアパートに住む人々との関わり、新しい友だちママとのことなどイレーナの目をとおしていきいきと描かれています。
黒ねこの王子カーボネル バーバラ・スレイ作 岩波少年文庫
お母さんの仕事が忙しい夏休み、遊びに行く予定のない十歳の女の子のロージー。ところが偶然、魔法のほうきとネコを手に入れて思いもかけない大冒険に・・・。
ミサゴのくる谷 ジル・ルイス作 評論社
スコットランドの農場で巣を野生のミサゴとそれを見つけそっと見守る少年と少女の話。少年たちの少し不器用な関わりあい、出会いと別れがいきいきと語られています。絶滅種で猛禽のミサゴの魅力が淡々と美しく描かれいる。 わたりの時期をむかえて飛び立ったミサゴの行く手には…。
ハイフォースの地主屋敷 フィリップ・ターナー作 岩波書店
仲良しの中学生の男の子３人組が、教会の失われた聖母像の探求にのり出します。性格や特技が全く違う３人の少年の胸躍る冒険物語。周囲の大人達も魅力的です。 （シェパートン大佐の時計・シーペリル号の冒険）
ホメーロスのイーリアス物語・ ホメーロスのオデユッセイア物語 上下 バラ・レオニ・ピカード 岩波少年文庫
古代ギリシャの詩人ホーメロスの二大叙事詩が読みやすい物語に再話されています。「イーリアス物語」は、トロイの木馬のエピソードで有名なトロイア戦争で戦った英雄達と神々がくり広げる壮大で絢爛たる物語。「オデュッセイア物語」はトロイア戦争を終え、故郷の島をめざし地中海の大海に乗り出す、オデュッセイアの苦難と不思議と冒険に満ちた物語。
≪個人的おすすめ≫映画
ポレポレ 東中野 泉悦子監督「みんな生きている」
飼い主のない猫とくらして
是非みにいってください！！
http://www.sepia.dti.ne.jp/tess/cat/news.html
