「ミリー・モリー・マンデーのおはなし」
「ミリー・モリー・マンデーとともだち」ジョイス・ブリスリー作 福音館 ミリー・モリー・マンデーはイギリスの田舎に住んでいる元気な女の子です。家族のみんなからひとつ
ずつ買い物をたのまれておつかいに行ったり、ドアのかけ金の具合が悪く、部屋にとじこめられたり
パーティーによばれたり、ままごとをしたりと、日常のできごとが12話収められています。
「チム・ビットのぼうけん」 A・アトリー童心社
村の草刈り場にある気持ちの良いおうちで、お父さんとお母さんと暮らしている小さな子うさぎチムのお話。毎日なにか新しいことを発見し体験しながら成長していく幼い子どもの姿と気持ちがみずみずしく、いきいきと描かれています。挿し絵もお話の雰囲気とぴったり。絵本から本も読むようになったころにお母様とお子さん一緒に楽し頂きたい一冊です。
「おとなりさんは魔女」 ジョーン・エイキン作 岩波少年文庫
新婚旅行で、これから先ずっとたいくつしませんようにという奥さんの願いがかなって、アーミテージ一家では毎週とんでもない事件が起こります。子どもたちの通う幼稚園の先生が魔女だったり、とつぜん庭にユニコーンがあらわれたり、両親がテントウムシにかえられたりと・・。奇想天外ユーモアたっぷりのお話集。
「魔法使いのチョコレートケーキ」マーガレット・マーヒー作 福音館
いい魔法使いなのに、悪い魔法使いだと思いこんでひとりぼっちで暮らしている魔法使いの話。不思議なおばあさんからたこをもらって風と遊ぶ話、森の中で鳥たちに育てられる女の子の話など、お話が8つと詩が2つ入っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中学年から
「風の妖精たち」 メアリ・ド・モーガン作 岩波少年文庫
風の妖精たちに踊りをならった娘の物語。美しい少年に姿をかえた妖精や、妖しいジプシーの音楽に魅せられた娘や若者の話など7編が入ったファンタジー集。幻想的な物語の雰囲気と溶けあうような美しい挿し絵です。
「キルディー小屋のアライグマ」 ラザフォード・モンゴメリ作 福音館文庫
石工のジェローム・キルディーじいさんは、山の上の大きなアメリカ杉の下に、かわった小さな家を建てました。そこでひとり静かに暮らそうとしましたが、そこはもともとアライグマやマダラスカンク、ネズミなどの動物たちの住んでいる場所だったので・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高学年
「わたしたちの島で」 リンドグレーン作 岩波少年文庫 993円・
ストックホルムに住むメルケルソン一家は、夏の休暇を過ごすために、ウミガラス島にやってきました。 父親と4人の子どもたち、島の女の子チョルベンと、その忠実な犬の水兵さんと仲良しになり、 夏の島での輝くような生活がはじまります。
8月22日から8月30日までお休みいたします。