8月5日から阿佐ヶ谷の七夕が始まります。阿佐ヶ谷にお越しのおりは「子どもの本や」にも来て下さいね。子どもの「本や絵本」選びのお手伝いもいたします。なんでもご相談ください。
子どもの本や 夏のお便り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【夏休みにおすすめの絵本】 ≪読み応えのある長い絵本≫
「鬼のうで」赤羽末吉 偕成社 京の都のはずれの羅生門に出没しては姫をさらって怖ろしい鬼を源頼光と勇敢な家来たちが退治するちょっと恐ろしくておもしろいお話しです。少し古めのかしいことばを使ったテンポの良い語り口と日本的な色彩がいきおいのある筆使いのさし絵。大人気の絵本です。
｢竜の子ラッキーと音楽師」サトクリフ文 岩波書店 旅の音楽師は竜の子がたまごからかえるのをたすけてやりました。その日からラッキーと名付けられた竜の子と音楽師は、いつも一緒。ところがある時悪い見世物師がラッキーをぬすみだしてしまいます・・・。絵本にしてはかなりながいお話しです。音楽師が奏でる竪琴の調べのおうに深く静かな味わいの物語としっとりとした美しいさし絵のえほんです。
≪読み物≫３・４年から
｢ラモーナのものがたり」クリアリー作 学研 元気いっぱいの勇敢な女の子ラモーナ。楽しいことも嬉しいこともいっぱいあるけれど胸をいためることも心配なことも心配なことも起こります。こともたちの日常をいきいきと描いている人気のシリーズです。
｢ラモーナとおとうさん｣｢ラモーナとおかあさん」｢ラモーナ八歳になる」｢ラモーナとあたらしい家族」「ラモーナ明日へ」 最近でた新しいシリーズです。
「おとなりさんは魔女」「ねむれなければ木にのぼれ」「ゾウになったあかちゃん」ジョージ・エイキン作岩波少年文庫 アーミテージ家のお話１−３
アーミテージ家では毎週月曜日に魔法がかかってドンでもないことが起こります。おとなりさんガ魔女だったりウにコーンが庭にあらわれたり両親がテントウムシにかえられたり・・。奇想天外、ユーモアたっぷりアーミテージ家の楽しいお話集のシリーズです。
≪読み物≫５・6年から 岩波少年文庫より
「火の鳥と魔法のじゅうたん」E.ネズビット
ロンドンに住む4人のきょうだいはふとしたことから願えばどこへでもつれていってくれる空とぶじゅうたんと不思議な力をもつ不死鳥とを手に入れ次々と色々な場所に出かけるのですが・・。魔法と冒険がいっぱい！
「地下の洞穴の冒険」リチャード-チャーチ
夏休みもあと2週間になった時、ジョン少年は思いがけずに大きな洞穴を発見しました。他の4人の少年たちにも声をかけて洞穴を探検することに・・・。少年たちは、会議を開きしっかりと計画を立て準備をして冒険にのりだします。
「アラビアンナイト」ノラ・A・スミス 福音館
千夜一夜物語ともおばれる壮大なスケールの物語の中からおなじみの『アリババと四十人の盗賊の話』など八篇のお話しが選んであります。どっしりと部厚い一冊ですが、物語のおもしろさ、平明で読みやすい文と
ロマンチックなさし絵に誘われて、どんどん読み進まずにはおれません。古来からかたり伝えられてきた物語の魅力をたっぷり堪能してください。
