子どもの本や 阿佐ヶ谷日記  2

東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-47-7 03-3314-3455「子どもの本や」では、子どもが心から楽しめる選り抜きの本ばかりを揃えています。

夏休みのおすすめの本、絵本!!

「たんじょうびのおくりもの」      ムナーリ作   フレーベル  世界的に有名なデザイナー、ムナーリの絵本。 息子への誕生日祝いを抱え家路を急ぐマルコ。あと10キ ロのところでトラックが故障、トラックから車をとり出し、車からオートバイ。オートバイから自転車へ と乗りかえ、最後はついにはだしで歩いて家に・・。しゃれた仕掛けも絵もとっても楽しい!! 他のシ リーズもあります。


「ひよこのかずはかぞえるな」 イングリとエドガー・ドレア作 福音館
 にわとりが36個もの卵をうんだ日、農家のおばさんは市場にいくみちすがら想像をふくらませる。卵を売 ったお金でめんどりをふやしてもっとたくさん卵を売り、そのお金をつかって。・・夢はどんどんふくら みます。・・。



「コウモリのルーファスくん」      トミ―・ウンゲラー作  BL出版
コウモリのルーファスは自分の真っ黒ななりにうんざりしています。あるとき忘れ物の絵の具箱をみつ  け、全身をカラフルに塗りたてて、昼の明るい光の中にとびだしていきます・・。
                           

「とらとほしがき」       パク・ジェヒョン再話・絵   光村図書
 韓国の昔話。韓国の伝統的な民画のながれをくんだ力強くユーモアたっぷりの、見応えのあるさし絵です。


「ヒマラヤのふえ」                  木城えほんの郷
ヒマラヤのふもとのやせた土地を耕してくらす若い夫婦の元に、ある日老人がやってきて笛をくれます。 その笛を奏でると不思議なことが・・。さし絵も美しいインドの昔話です。


「エーミルはいたずらっ子」     リンドグレーン作  岩波少年文庫
エーミルはかわいいけれどやんちゃな男の子。スープ鉢に頭を突っ込んで抜けなくなったり、妹のイーダ を旗のかわりに柱に宙ぶらりんにしたり、穏やかでのんきな村でとんでもないことを次々とおこします。


「海のおばけオーリー」     M・Hエッツ作  岩波書店

アザラシのオーリーは、ある時お母さんと離ればなれになってしまいます。水族館のやさしい飼育員のもとを離れてオーリーは、母をもとめて湖をぬけ川を下り途中おばけに間違われたりしながらも、海に近い河口に向かいます。白黒でこま割りのさし絵はなんとも楽しくお話の雰囲気にぴったりです。