子どもの本や 阿佐ヶ谷日記  2

東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-47-7 03-3314-3455「子どもの本や」では、子どもが心から楽しめる選り抜きの本ばかりを揃えています。

こわい本が読みたい!!!

「こわいお話しが読みたい!!」と小学2年生と4歳の姉妹MちゃんとAちゃんが、隣の町からきてくれました。お母様も本がお好きでよくご存知のようでした。
「そうねぇ・・。」絵本の棚から、「ゆうれいフィリピンのおはなし」(岩波書店)と手渡しました。それから「トーロルものがたり」(童話館)そして「ゼラルダと人喰い鬼」(評論社)「鬼のうで」(偕成社)さそしてあんまり怖くはないけれど「海のおばけオーリー」(岩波書店)そして妹のMちゃんには「3びきのやぎのがらがらどん」(福音館)を手渡しましたが知っているというので「かいじゅたちのいるところ」(冨山房)を読んであげました。お姉さんが「あんまり怖くない」といいながらも次々と手当たりしだいに本を読んでいきます。
閉店時間まで小さな椅子に座ってさまざまな作品を楽しんだMちゃんは最後には「イギリスとアイルランドの昔話」(福音館)を読み、もう一冊と「ブラックサンボくん」(子ども文庫の会)を読んで数冊お気に入りを買ってもらいなごりおしそうに帰っていかれました。一方妹さんの方は、トミー・ウンゲラーの「月おとこ」(評論社)が気に入って・・月おとこが、牢屋に捉えられてかけていくところが怖いとのことで満足しておられました。
本好きの姉妹過ごしたたのしい午後でした。
「イギリスとアイルランドの昔話」は、小学校2年くらいからお勧めしている作品です。個人的には、最初の「ちいちゃいちいちゃい」が好きです。ちいちゃいちいちゃいおばあさんがちいちゃいちいちゃい教会のちいちゃいちいちゃい墓地でちいちゃいちいちゃい骨をみつけます・・。





夏休みたくさん本を読んでね!!