「かしこいビル」を初めて手にした時、お話しの温かさと絵の美しさにうれしくなったことを記憶しています。メリーは、おばさんのところにお泊りにいくことになりまた。ふえやブラシはわすれずトランクにつめるのですが一番大切な「かしこいビル」をいれわすれてしまうのです。メリーを追いかけて「かしこいビル」は、はしりにはしります。
本をお送りしているMちゃんの弟君のK助くんはまだ三歳前の小さな男の子ですが、最近の大のお気に入りは「かしこいビル」だそうです。来店された折におとうさまが「なんと! なんと! なんと! ビルのいれわすれてしまったのです」をいうくだりがKすけくんの大のお気に入りと教えてくださました。おばさんもそこがすきです。