「くんちゃんのはじめてのがっこう」ペンギン社
卒業、卒園の季節になりましたね。この季節になると良く読むのかドロシー・マリノの「くんちゃんのはじめてのがっこう」です。くんちゃんが学校に入った日のお話しです。だれでもいだく一年生になるわくわくと嬉しいが気持ちとちょっと心細い気持がよく伝わってきます。くんちゃんは、行く道に出会うものに楽しげに学校に行くことを報告します。いざ教室にはいって、おかあさんがかえってしまいと授業がはじまるとくんちゃんはすこし不安になります…。最後にはみんなと一緒に勉強するのですが・・。
くんちゃんのお話はどの作品はあたたくって、おとうさんもおかあさんも先生もゆったりとしていて優しい存在です。そして子どもたちはくんちゃんに自分をかさねてたのしみほっとするようです。