今年もはや11月の末になってしまいました。読書の秋に皆さま本は手にとられましたか。
今回は大人の方もたのしめる一冊をご紹介します。
「ソロモンの指輪」 ハヤカワ文庫 作者のコンラート・ローレンツはどうぶつ行動学という領域を開拓した業績によって1973年生理医学賞を受賞。
ローレンツは、ネズミやサルやさまざまな鳥類やその他、無数の動物たちと家の中で共同生活をし、鳥たちも勝手に窓から庭から出入りというからびっくりです。第一章はユーモアたっぷりのその苦労話から始まります。ローレンツの語る鳥や動物の生活とローレンツその人に驚いたり感心したり、なるほどと納得たり、また彼と動物たちの奇跡のような気持ちの交流に胸が熱くなったり！！そして笑ったりふきだしたりと退屈する間がありません。彼の動物たちへの限りない愛情と情熱に巻き込まれながら、本当に面白く読み終わりました。動物が好きな人にもそうでない人にもちろんおすすめです。中略（中学生くらいから）ＹＴ
子どもの本やの11月お便りより・・・・・・・・・・・・・・
