・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・子どもの本や 11月のお便りより・・・・・・・・(YT)
「岩波少年文庫」の創刊60年のリクエスト復刊として長年しな品切れになっていた本が復刊されました。その中から6冊のなつかしい本が、店の本棚にあらたに並びとても嬉しいのですが記念復刊なのでまたいつ品切れになるかと気がかりです。その6冊を簡単にご紹介いたします。
「ウサギどんキツネどん」J.C.ハリス作 アメリカの黒人の間につたわるおもしろい昔話集。ものいう動物たちがたくさん登場します。
「火の鳥と魔法のじゅうたん」ネズビット作 わくわくする魔法いっぱいのファンタジー。四人の子どもたちが願えばどこにでも飛んで行ってくれる魔法のじゅうたんにのって火の鳥と共にいろんな冒険をするたのしい物語です。
「銀のスケート」M.W、ドッジ作 舞台はオランダのちいさな町。主人公はまずしいけれど明るく力強くいけていくハンスとグレーテルの兄妹。商品に銀のスケート靴がもらえるスピード感にあふれるスケート大会の様子やうしなわれたお金と銀時計の謎などスリルのあるストーリーです。合間にオランダの歴史やヒーローたちのお話も紹介されていいます。
[よろこびの日」I.B.シンガー ノーベル賞作家I.B.シンガーが、ポーランドのワルシャワですごした少年時代の“思い出の記”。
「キュリー夫人」エリナー・ドーリィ ラジウムの発見者で二度もノーベル賞を受賞したキュリー夫人の電気。たんなる偉人伝でなく一人の女 性として人間としてのほうとうの姿を描いた優れた伝記です。
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岩浪少年文庫とともに育った私どもにとっては、最初のころのすこし部厚い青いがらの模様の表紙に似たカバーがついている復刊はなつかしいばかりです。
また、特に今回の復刊で、二十年近くもでることを心待ちにしていた『銀のスケート』『キュリー夫人』そして、シンガーの『よろこびの日』を本屋の棚に並べられることは本当にうれしいです。
本の好きな方なら小学高学年から、大人の方にも是非読んでいただきたい作品ばかりです。
子どもの頃、誕生日やクリスマスの小さな贈物には母が本を一冊つけてくれていました。そのころに楽しんだ作品はいまもわすれることがなく心に残っています。『銀のスケート』もそのうちの一冊です。
『子どもの本や』では、お電話でご注文いただければお送りもしております。送料は、宅配便で450円から絵本一冊のメール便は230円です。(メール便はすこし時間のかかる地域があるようです。)海外へのお送り(郵便SALにて実費)も承っています。
クリスマスプレセント用のおつつみもいたします。私どもも、この季節になると「こんなプレゼントがとどいたらうれしいわよねー」と言いながら本の包みにリボンをつけたりシールをはってりしています。
ご来店お待ちしています。LL