子どもの本や 阿佐ヶ谷日記  2

東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-47-7 03-3314-3455「子どもの本や」では、子どもが心から楽しめる選り抜きの本ばかりを揃えています。

ホネホネ絵本

      あすなろ書房

     スティーブ・ジェンキンス
先日、三歳のAちゃんが店に入って
来て、最初に手にとったのがこの
本です。お父さんといっしょに読ん
で、とても気に入ったようです。
クリスマスのおくりものとして、買
っていかれました。
骨の何が、3歳のおんなのこのここ
ろをつかんだのでしょう?






ティーブ ジェンキンズのコラージュ
の絵本。
切り絵とは言えないくらい、精密に
造られた骨の絵の数々。
指の骨から始まり足、肋骨へ。大
きく開くページでヘビの肋骨。
背骨、頭蓋骨へと進み、最後は206個
のすべての骨が並べられ、人間の骨格
が、ページを左右に広げると
三歳児くらいの大きの骨の全身の図に
なる。


子どもだったら206個の骨を数えてみ
るかもしれない。

大人にも、骨は、とても身近で
ありながら、未知のもの。
腕は上腕骨が1本と、前腕骨が
2本、27本の手の骨でできて
いると知り、腕で確認してみる。

「これがほんとの大きさ!」
「こんなしっぽでなにするの。?」
などの作者ジェンキンズの切り絵は
緻密で美しく、骨の世界に魅せられ
ます。



 

「 バンやのくまさん」「せきたんやのくまさん」



「パンやのくまさん」
「せきたんやのくまさん」
   フィ―ビとセルビ・ウォージントン
 
                  福音館
この頃、小さなお客が様が多いのですが
 2−3才のお子サンがたも皆、気に入いる 
くまさん シリーズです。
「せきたんやのくまさん」は、毎日馬車で、
せきたんをうるのがお仕事です。
あさごはんがすむと、
せきたんやのくまさんは、にばしゃに
のってうまに「はい!はい!」といいます。
うまは、ぱかぱかぱかぱかあるきだします。・・

くまさんは、せきたんを、「どさっ どさっ」
とどけ、お代のおかねをⅠっこ、2こ、とかぞ
えます。



パンやも「がらん がらん」とパンをうりある
きます。
小さい方には、お話を共に、音や言葉のリズムも 
たのしいようです。

パンやのくまさんは、かまどがあつくなるのを
待ちながら、朝いちばんのお茶をのみます。
パンのきじがふくらむ間、くまさんは、こんど
は ほんしきにあさごはんをたべます。




なにか おこるわけではないけれど一日穏やか
なった子ももなんどもくりかえして楽しみます。
大人も、読んだあとに、ほっとします。


クリスマスに、「ゆうびんやのくまさん」がお
すすめです。




                   

                    










…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

阿佐ヶ谷のパンやさん         
小さい小さいパン屋さん
のお兄さんが 朝早くからパンを
焼いています。
夕方おそくまで店に立って
うっています。
いってみてください。
あおぞら
阿佐谷北1−9−2 050 1317 0394
阿佐ヶ谷駅から高架下を高円寺方面にあるき
   高架下のスタバ、駐輪場をすぎて、
    ローソンを左折したところ。
               [ 
ミルク食パンが特別においしいよ。
     



                     

でました。  「ぼくは なにいろの ネコ?」      ロジャー・デュボワザンの本

新刊のご案内

子ども文庫の会のホームページです。
http://kodomobunkonokai.com/




ぼくは なにいろの ネコ?
 

 ロジャー・デュボアザン 作   山本まつよ やく
  子ども文庫の会


                    
  

  03−3314-3455 子どもの本や


デユボアザンは 「がちょうのペチューニア」や
「ぼくはワニのクロッカス」「みんなのベロニカ」
ほか、パンプキン農場の仲間たちの本を描いています。

 
美しい色使いのデュボアザンの絵本 動物たちの 
のびのびとした様子は、読むたびにたのしくて
あたたかなきもちになります。
 
「わたしたちの世界を美しく彩る色について、
親しみをこめてわかりやすく子どもの伝えてい
る絵本・・・」子ども文庫の会  紹介文より
「 ぼくは なにいろの ネコ?」 
デユボアザンの絵本

「がちょうのペチューニア」冨山房  
「ぼくはワニのクロッカス」童話館 
「みんなのベロニカ」   童話館 
「ごきげんならいおん」  福音館 
「あか毛のバンタム」   童話館 
「しろいゆき あかるいゆき」BL  
「きりのなかのかくれんぼ」ドットコム

「 ゴッホはなぜ 星月夜のうねる糸杉を えがいたのか」 マイケル・バード著 Xknolwledge




ゴッホはなぜ 星月夜のうねる
糸杉をえがいたのか」
 マイケル・パード著         
Xknolwledge
原題には、Vincent'Starry Night and
other storiers A Children's History of Art.
とあり、子どものための美術の
歴史という副題がついている。

子どものための、美術の本。

洞窟絵画にはじまり、エジプトの
ツタンカーメンギリシャのパル
テノン宮殿、中国の兵馬俑、古代
ローマの彫刻、アンコールワット
そして、ルネッサンスのブリュー
ゲル、ベラスケス、フェルメール
そして モネ
ゴッホセザンヌ・・・・。
68点の作品が順を追ってに紹介さ
れていく。



それぞれの作品の写真に、つづき
作者(作り手)のことが、事実
に基づくフィクションとして語ら
れている。
 美術史の専門書ではないが,
それぞれの作品に添えられた文を
読むと、造られたい時の一瞬を
かいまみることになる。





歴史に残った絵や彫刻から、その
時代に思いを巡らし、絵や彫刻を
みてみたい美しさを感じたい 
知りたいという、
わくわくした 気持ちがよりひろが
っていく。
 
物語を読んで心が満たされるよう
に、芸術にふれて心がみたされる
事は何ともしあわせなことだ。


子どもたちに、ゆっくり読んであげ
たい一冊。

ーー昨日の夕方、ひとりの若者が店に入っ
てくるなり、この 「ゴッホはなぜ糸杉ー」
を開き、ずっと眺めていました。
ーいい本だー。ほしいな。
ーあとでまたきます。と言って
また、おいでになり
この本を買ってくださいました。
お子さんが、本を気に入って下さるのも
うれしいですが、本が気に入ったと、
若者がいってくれるのも、嬉しく本屋
冥利につきます。
また来てください!












子どもと本 155号がでました。  「ぼくは なにいろの ネコ?」ロジャー・デユボアザンさく  

子どもと本155号がでました。

子どもの本についてのすぐれた導き手として、
季刊 子どもと本 をお薦めしています。
子どもの好きな本が、読み進む順序で
紹介してあります。
子どもが本を読むことについて、また
、子どもにとって心から楽しめる絵本
はどんな本かがよくわかります。
私共では、子どもと本のバックナンバー
を創刊号から最新号まで取り揃えており
ます。

お子さまに はじめて本を選ぶ方は、創刊
号から読まれることをおすすめします。
絵本や、児童書がお好きな方には最新号が
たのしいです。


新刊のご案内

子ども文庫の会のホームページです。
http://kodomobunkonokai.com/
子どもの本や

「子どもの本や」は、子どもが楽しめる
選り抜きの本ばかりをそろえています。
*お電話でご注文いただきますとお送り
もいたしております。(宅配便)
*海外にも、お送りしたします。
(郵便SAL実費)
*お一人お一人に合わせて、毎月一度
定期的にお送りするコースもあります   
 < 電話いただければ詳しいパンフレ
ットお送りいたします。>





166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南1−47−7
TEL・FAX 03−3314−3455 
営業時間 11時から17時 水木・祭日休み

「きのこ」 ふわり胞子の舞  ポプラ社



]

「きのこ」ふわり胞子の舞
       写真・文 埴沙萌

きのこの、胞子が飛ぶのをみたことが
ありますか・・。
きのこのかさから、「ふわり」とけ
むりのようにみえるのが胞子です。
身近な、シイタケやシメジからも 森
のちいさなきのこたちからも「ふわり」
と胞子が飛び散ります。
 
胞子が、飛んで舞うの写真は、神秘的
でもあります。
聞いたこともないようなきのこたちが
登場します。
不思議な、驚くべき世界です。

いつも見ているきのこの新しい姿みる
ことができる写真絵本です。

お家できのこの胞子を見る方法ものっ
ています。
          (1200円+税)





「 もりのこびとたち 」  エルサ・ ベスコフ

福音館
もりのこびとたちは、真っ赤で白いてん
てんの模様のきのこのかたちの帽子をかぶ
っています。
おかあさんは、赤いポンネット。
おとうさんは、松かさのよろいもつけます。
この姿でへびたいじです。

深い森の木の根元で暮らす、こびとの
家族の四季の営みがおだやかに淡々と語ら
れています。
こどもたちは、りすとかくれんぼ、
かえるととびっこ。
なつは、げんきにあそび、
あきなると、きのみ、くさのみ、きのこ
あつめにおおいそがし、
かあさんはわたすげでセーターもつくり
ます。

フクロウおばさんのがっこうへだ
っていきます。
フクロウがっこうには、こりす、
こうさぎ、はりねずみ、かえるの
こもきています。

きびしいふゆがきて、そして、
いつかゆきがとけ
はるがおとずれます。

ベスコフの絵は、色のコントラストも
美しくて
こどもたちもあいらしいこと!



こびとが、どこかで、こんなふうに
くらしているとかんがえるだけで
わくわくして楽しくなります。(1300+税)

           

                


 
 
*お電話でご注文いただきますと 送りも
いたしております。(宅配便)   
*海外にも、お送りしたします。郵便SAL実費
*一人一人に合わせて、毎月一度定期的にお送
りするコースもあります。
毎月一回のお届けのお申込みはお電話でお願
いいたします。03-3314ー3455




☆☆☆☆☆


本屋での楽しみは、小さいお客様との出会い
今日も大荷物で、抱っこバントにあかちゃんの
若い、おかあさん。
一歳のそのお嬢さんに、あれこれはなしながら
本選びです。
ブルーナのどうぶつシリーズ、おやすみなさいのほん、そしてバーニンガムの小さな絵本と
迷われ、バーニンガムの<ともだち>を選ばれました。大荷物に本もしまって、帰っていかれました。

バーニンガムのこのシリーズ 冨山房は、次々と品切れになってしまい、私どもでも、あかちゃんとともだち だけしか手にはいません。

是非小さい方に出会ってほしい一冊なのに
残念です。


たまひよの子どもの本やの記事
https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=26434
               

待望の再版  「ポケットのなかのジェーン」   元気なポケット人形 

〈 ポケットのなかのジェーン 〉が再版になりました。


「元気なポケット人形」のタイトル
で岩波ようねんぶんこ として出てい
たうちの一冊です。
 
 四つの人形のお話1
ルーマー・ゴッテン  徳間書店 

ジェーンは小さなかたいせともので
できた人形です。   
人形のジェーンは、人形の家から
でて外を見たい、冒険をしたいと願っ
ていました。
持ち主の女の子が何人もかわりに
50年以上の時間がたちましたが、
お人形のジェーンの外に出たいと
いう願いをうけとめてくれる女の
子はいませんでした。

ところがある日遊びに来ていた親
戚の男の子ギデオンが 人形の家
に目をとめました。
人形をいかだにのせ川にうかべた
りしたら、たのしいと言うのです。
ジェーンは必死に願いました。
「たすけて、ギデオン。
おいていかないで。」と。
ギデオンは 思わずジェーンをつかむ
とポケットの中へ。

ジェーンはポケットの中で、ギデオン
と一緒に走ったり、ブランコにのったり
、木のぼりしたり…。
そして、ジェーンは、ギデオンだけでな
く元気な仲間の男の子たちにも受け入れ
られ遊びの仲間に・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





新宿から中央線(土日は止まりません)総武
線にのって約10分あまり、高円寺の次が阿
佐ヶ谷です。
阿佐ヶ谷駅をおりたら南口に出て下さい、交番
があるほうです。南口にでるとバール
センターというおおきなアーケードの入り口が
目に入ります。バールセンターのいり口には
「鉢の木」という老舗のお菓子屋があります。
パールセンターの中を2−3分歩いて石井薬局
、サンジェルマンの前を通り過ぎもうしばらく
行くと左手に、おでんの具材、かまぼこを扱っ
ている「蒲重」の角を、左に折れます。

その路地をはいるとすぐ「子どもの本や」の
看板が目に入るはずです。蒲重の角から
5軒目です。
ご来店お待ちしています。(03−3314−
3455)水曜木曜祭日 定休日