子どもの本や10月のお便りより
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「Eating The Alhabet」は果物と野菜が満載のたのしいアルファベットの絵本です。｢A」のぺージのアップルやアスパラガスからおしまいの「Z」のズキーニまで、どのページもあふれるような色彩で新鮮で生気に満ちた果物や野菜がたっぷり描かれています。１ページ1ページゆっくりと眺めているうちに幸せに気持ちになります。ぶどうの一粒一粒、なすの紫の微妙な色使い、レタスの緑のグラデーションなど活字の大小や配置などもどこからどこまでも美しくいきいきとして美しい絵本です。洋書なので、見たこともない、聞いたことはあっても食べたことはない珍しい物もたくさんでてきます。文章はなくただアルファベットの単語と絵だけの本ですがくりかえし眺めていくうち −‘あなたたちの毎日たべている果物や野菜をみて！みずみずしい生命と美しさにかがやいているでしょう。自然の恵みと人々の手によってそうして作物にかこまれている私たちのくらしはなんて嬉しくて豊かなのでしょう‘という作者エラートの子どもたちへのメッセージが伝わってくるようです。洋書 ルイス・エラート作 （YT)
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過ごしやすい気候になったせいかバギーをおしたおかあさまとあかちゃんが良くいらっしゃいます。今日は若いお母さんと一歳になったばかりのRちゃんが見えました。まだ一歳ですから本にはさんである値札をひきぬいたり、本のページをめくったり小さな店の中をとことこと探索したりの元気な女の子です。
おかあさまはいろいろ絵本をみてご本人が気に入られた「おやすみなさいのほん」福音館と、私がすすめたホーバンの写真の絵本「１２３」グランまま社 とRちゃんがいちばん興味をもったブルーナのクリスマスの絵本を買っていかれました。本を間にしての新しい方との出会いはとてもうれしいものです。（LL)
