「きみのせかいはなんのいろ?」 ボブ・ジル
今頃の季節は、木々も空も花も自然の織りなす色は輝いているようにみえます。ボブ・ジルの絵本「きみのせかいはなんのいろ」は、せかいはどんないろ・・? といろいろな人に聞いていきます。庭師の答えはみどり、れんがつみにひとはあか、王様は、・・おっほん むらさき。そして、アーティストに聞くと「いろはいつもかわるんだ。わたしのせかいでは、おうさまがみどり、 かいがらが紫、・・・そらもきいろにできるし うみもオレンジに・・。
そして、さいごに ・・きみのせかいはなんのいろ?でしめくくられます。
すっきりとした語り口であたたかいさと感じながらよみすすむことができます。自分の色って何色なのだろう?と思い巡らすうちに、自分のなかにもっている「きまりごとから」から離れて自由なとき放たれた気分になります。 子どもたちは、どうかんじるのでしょうか・。
英国の美術の出版社からでているだけあって、赤い表紙も見開きの次のうち表紙も垢抜けていて美しい色合いです。(PHAIDON)
(LL)
手に入りにくい本のようですので、どうしてもほしい方には連絡いただければお送りもいたします。
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