「たのしみは 珍しき書(ふみ)人にかり
始め一ひら ひろげたるとき」
「たのしみはとぼしきままに 人あつめ
酒飲め物を 食えというとき」
「たのしみは、空暖かにうち晴れし
春秋の日に 出でありく時」
私どもは、こどものため本屋なのですが大人の方が楽しめる本もおいています。
「独楽吟 どくらくぎん」より 橘曙覧 岡本信弘編 グラフ社
本の帯には、正岡子規が「清貧の歌人」と評し、絶賛。 江戸末期時代の
転換期を冨貴をもとめず、心ゆたかにいきた橘曙覧と。
今回「たのしみは・・」ではじまる52首のうち、私共の気に入りのいくつかを紹介
しました。