子どもの本や 阿佐ヶ谷日記  2

東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-47-7 03-3314-3455「子どもの本や」では、子どもが心から楽しめる選り抜きの本ばかりを揃えています。

夏休みだから、本読みたい!本の楽しみにであいたい!

大きい方に、読んでいただきたい一冊!!

「私たちが自由になるまえに 」 フーリア アルバレス作 ゴブリン書房

1960年ドミニカ共和国、独裁政治の末期の頃。
主人公12歳になる女の子のアニータの父や叔父は、自由を求める抵抗運動の渦中にあります。
じょじょに、家族も不穏な空気につつまれことになるのです。学校生活をたのしんでいたアニータも、自宅からでられなくなり、ついに安全のため知人の家に、母と共に身を隠すことになります。
厳しい生活の中での、アニータのこころやからだの変化や、淡い恋心にゆれつつも少しづつ頼もしく育って行く少女のすがたが、みずみずしく描かれています。
ついに、アニータは、アメリカに渡るひがくるのですが---。


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月に一度、定期的に本をお送りしています。

「子どもの本や」では、子どもが楽しめる選りすぐりの本をそろえています。
月に一回のお届けのコース では、申し込み頂いている全国のお子さんにに本を送っています。一歳くらいの方からずっと十数年も本の定期を購読を続けても下さって大学生になったお嬢さんもおられまもおられます。
毎月お支払いの折に振り込み用紙の通信欄に本のお母さま、お父様の感想やお子さんのご様子
などを書いていただいたりして、して毎月の本
選びの参考にしています。
話でご注文いただきますと 送りもいたしております。(宅配便)   
*海外にも、お送りしたします。郵便SAL実費
*一人一人に合わせて、毎月一度定期的にお送りするコースもあります。
毎月一回のお届けのお申込みはお電話でお願いいたします。03-3314ー3455
お一人にお一人に合わせて本を選びお送りしています。

新宿から中央線(土日は止まりません)総武線にのって約10分あまり、高円寺の次
が阿佐ヶ谷です。
阿佐ヶ谷駅をおりたら南口に出て下さい、交番があるほうです。南口にでるとバール
センターというおおきなアーケードの入り口が目に入ります。バールセンターのいり口には「鉢の木」という老舗のお菓子屋があります。パールセンターの中を2−3分歩いて石井薬局
、サンジェルマンの前を通り過ぎもうしばらく行くと左手に、おでんの具材、かまぼこ
を扱っている「蒲重」の角を、左に折れます。
その路地をはいるとすぐ「子どもの本や」の看板が目に入るはずです。蒲重の角から
5軒目です。
ご来店お待ちしています。(03−3314−3455)水曜木曜祭日 定休日

夏休み!遊ぼう!本も読もう!!2018夏休みにお薦めの本のチラシあります。

さあ、夏休み!!暑いです。
たくさん遊んで、それから涼しい場所で、本楽しもう!!

佐ヶ谷は、8月の商店街の七夕祭りがあります。

お店のおじさんたちは総出で、飾り物のはりこをつく
っています。
お電話いただけましたら、本の相談のお受けし国内外
に配送もいたします。




夏におすすめ!モーリス・センダック絵の絵本

「おいしそうなバレエ」ジェームス・マーシャル文 センダック絵          徳間書店
 リスにも馬鹿にされるような さえないさえない
オオカミは、ある日 はらぺこで街をあるいていると
「白豚の湖」というバレエの公演に出くわし、まん
まと劇場のなかに入り込みます。
客席で、ブタをおそうチャンスを窺ううちに、
オオカミはなんとバレエが楽しくなってしまい、
芸術に
魅せられてします。舞うブタ、魅了されるオオカミ
の姿は どちらもなんとも可笑しく、お話を楽しさ
を際立たせています。愉快でいて、また一方 何か
不思議に心の奥に響く一冊です。
「SWANLAKE 白鳥の湖」ならぬ「SWAIN LAKE 
白ブタの湖」と云う原題もしゃれています。
センダックは、大切な友人マーシャルの遺作のこの
文に、長い年月をかけて絵を描いたようです。

くんちゃんのはじめてのがっこう     ドロシー・マリノ

「 くんちゃんのはじめてのがっこう 」 ペンギン社

 くんちゃんが学校に行く日が来ました。くんちゃんはうれしくって、道すがら「ぼく学校にいくんだよ。
きみもいく?」みつばちやこうもりにききます。
学校について、ひとりになり、教室で大きな子と一緒の授業が始まるとくんちゃんは、少し不安になります。
そしてついに、逃げ出して窓のそとから教室をのぞいています。
さて、しばらくすると先生は、「だれか、くんちゃんのくではじめるこどばをしっている?」とききます。
くんちゃんはまどのそとか、からだをのりだし 「くま、くるみ、くまんばち!}とさけびます・・・。

ドロシー・マリノの描く くんちゃんの本のシリーズは、黒い線と茶の背景の二色の色遣いで派手では
ないのですが、洗練されれいてくんちゃんの気持ちが良く伝わってきます。おはなしは、あたたかく、
よんでいると子どもたちも私たちも安心したやさしい気分になります。

作者は、子どもの気持ちがとてもよくしっている人なのでしょう。


ご入園やご入学のの小さな贈り物にされる方もおいでです。

月に一度本をお送りしています。お一人お一人に合わせら選んで送ります。  自然科学の絵本のこと。

自然科学の絵本のこと。

子どもたちは、木や草、虫やも蝶もすきですね。
大人になってお父さんになっても虫がお好きで虫の図鑑に釘づけの方もおられます。
男の子だけでなく虫の好きなお嬢さんも。

今森光彦  昆虫記」 福音館

一年のほどんどを野外で過ごす、今森氏が12年以上のフィールドの記録と昆虫の生態
を、月ごとに1700枚の写真で紹介している一冊。図鑑よりくわしい箇所もあり、昆虫
の生態のふしぎは知れば知るほどたのしく、時に幻想的でひきつけられます。

はるがきた

もう、三月。あすは、ひな祭り。
春が、すぐそこまきているので春の絵本を紹介します。

ロイス・レんスキーの敷きの絵本(全4巻)あすなろ書房
「はるがきた」「たのしいなつ」『いまはあき」「ふゆがすき」
はるがきて、おひさまぽかぽか、かぜはさわやか
 木は、芽がめぶき どうぶつたちにあかちゃんがうあまれます。

レンスキーは、米国で50年以上も愛され、「スモールさん」の
シリーズや「ちいさいしょうぼうじどうしゃ」「ちいさいきかんしゃ」
「福音館」でおなじみの作家です。

最近、とてもちいさいお客さまが多いのです。
2−3歳のかたにもたのしんでいただける作品です。

もう2月ですね。

毎月の、一か月の一度の定期購読の作業に時間をとられていました。昨年末に、宅配便のの値上げがあり私どもの様に少しまとめて出す小売店への優遇料金が終了。

困り果て、結局月に一度もお届けは、郵便局のレターパック360円便と510円便を使うことになりました。特別小さいものや大判の者は、郵便のほかかの手段
をつかいます。

いままで、佐川急便でしてくれいいたシールの自ら打ち作りなおし,梱包も変わったので試行錯誤です。
佐川急便のドライバーさんも二十数年変わるごとに、皆いい方ばかりでお付き合いしてきたのでとてもさみしいです。

そんなこんなで、いつもあわただしく子どもの本やです。


久しぶりに本やの「お便り」を紹介します。



< ヘルガの持参金 >
             トミー・デ・パオラ作  ほるぷ出版
トロールの愛のものがたり” トロールの娘ヘルガは、このあたりきってのきりょうよし。
ハンサムな若者ラースに結婚を申し込まれますが、持参金がないばっかりに金持ちの娘おへちゃのインジにラースを奪われそうになります。
でも、そこでメソメソしてばかりいないのがヘルガのすてきなところ自分で持参金ぐらいかせいでやると、人間どもを相手にせんたくやを
したり、ビューティショップをひらいたり、山の木々を全部たきぎにしたり…。
おへちゃのインジの妨害にあっても負けません。ヘルガが持参金をたっぷり手にしたことを聞きつけたラースが、またぬけぬけとヘルガに
結婚を申し込みにやってきても「あんたがこの世でたったひとりのこったトロールの男だとしても、あたし結婚なんてまっぴらだわ…。」
と胸がスカッとするヘルガのセリフです。(中略)
やわらかな色彩で描かれた さし絵もユーモアたっぷりです。 Y.T.記