子どもの本や 阿佐ヶ谷日記  2

東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-47-7 03-3314-3455「子どもの本や」では、子どもが心から楽しめる選り抜きの本ばかりを揃えています。

もう2月ですね。

毎月の、一か月の一度の定期購読の作業に時間をとられていました。昨年末に、宅配便のの値上げがあり私どもの様に少しまとめて出す小売店への優遇料金が終了。

困り果て、結局月に一度もお届けは、郵便局のレターパック360円便と510円便を使うことになりました。特別小さいものや大判の者は、郵便のほかかの手段
をつかいます。

いままで、佐川急便でしてくれいいたシールの自ら打ち作りなおし,梱包も変わったので試行錯誤です。
佐川急便のドライバーさんも二十数年変わるごとに、皆いい方ばかりでお付き合いしてきたのでとてもさみしいです。

そんなこんなで、いつもあわただしく子どもの本やです。


久しぶりに本やの「お便り」を紹介します。



< ヘルガの持参金 >
             トミー・デ・パオラ作  ほるぷ出版
トロールの愛のものがたり” トロールの娘ヘルガは、このあたりきってのきりょうよし。
ハンサムな若者ラースに結婚を申し込まれますが、持参金がないばっかりに金持ちの娘おへちゃのインジにラースを奪われそうになります。
でも、そこでメソメソしてばかりいないのがヘルガのすてきなところ自分で持参金ぐらいかせいでやると、人間どもを相手にせんたくやを
したり、ビューティショップをひらいたり、山の木々を全部たきぎにしたり…。
おへちゃのインジの妨害にあっても負けません。ヘルガが持参金をたっぷり手にしたことを聞きつけたラースが、またぬけぬけとヘルガに
結婚を申し込みにやってきても「あんたがこの世でたったひとりのこったトロールの男だとしても、あたし結婚なんてまっぴらだわ…。」
と胸がスカッとするヘルガのセリフです。(中略)
やわらかな色彩で描かれた さし絵もユーモアたっぷりです。 Y.T.記