森の中のお家に、3びきのくまがくらしていました。
おとうさんぐまの名前は、ミハエル・イワノビッチ
ある日、道に迷ったナターシャ・ベトローブナとい
う名の女の子が、くまの留守に家にはいりこみます。
くまたちのおかゆをたべ、くまの椅子にすわって、
こぐまのベットでねむってしまいます。
そこにくまがかえってきて・・。
トルストイによる再話の昔話。
子どもたちは、昔話が大好きです。
〈 もりのともだち 〉 マーシャ・ブラウン作
冨山房 (1400円+税)
マーシャ・ブラウンのロシアの昔話。
あるさむい日のこと うさぎは木の皮で家をつくり、
となりにきつねは氷で家をつくりました。 長い冬の
あいだじゅう、ふたりは仲良くらしましたが、春に
なってきつね氷の家をとけてしまうと きつねは
『 ねえ うさぎくん、いれておくれよ。』と うさぎ
の家に入るや否や のうさぎを追い出してしまいます。
森の中でおいおい ないている のうさぎと会った
おおかみやひぐまもおいだしてやろう!と のうさぎの
家にいきますが、キツネにおどされ ふたりとも逃げ
だしてしまいます。
最後にあらわれたのは、おんどり。
『 コケコッコー!コケコッコー!』
おんどりは、きつねを追い出すことができるのでしょ
うか。
骨太な語り、リズムよくお話が前に進み 子どもたちの
心をぎゅっとつかみます。